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新日本、盟主奪回! -6.19、大阪大会-

現在”ワールドカップ”が盛り上がる中、またまた書くタイミングを逸してしまいました(汗) しかも、先週発売の「週プロ」で始めて知った次第です(呆)

6.19、大阪府立体育館にて行われた「DOMINION 6.19」の結果が以下の通りになっています。

【OMINION 6.19】
〈日時〉6月19日
〈会場〉大阪府立体育館
〈観衆〉5,500人(超満員)

(IWGPヘビー級選手権)
○真壁刀義(王者)(20分40秒 キングコングニードロップ→体固め)潮崎豪(NOAH)(挑戦者)●
※真壁が初防衛に成功!

(スペシャルシングルマッチ ルーザー・ボールド・ルール(敗者髪切り戦))
○棚橋弘至(12分54秒 回転十字架固め)矢野通●

(IWGPJrヘビー級選手権)
○プリンス・デビッド(挑戦者)(20分20秒 雪崩式ブラディ・サンデー→片エビ固)丸藤正道(NOAH)(王者)●
※デビッドが”第60代IWGPJrヘビー級王者”となる!

(IWGPタッグ選手権 3WAYマッチ イリミネーションルール)
ジャイアント・バーナード、○カール・アンダーソン(挑戦者組)VS高橋裕次郎、内藤哲也(挑戦者組)VS永田裕志、井上亘●(王者組)
 ○アンダーソン(18分24秒 ガン・スタン→片エビ固め)井上●
※バーナード&アンダーソン組が”第57代IWGPタッグ王者”となる!

(スペシャルシングルマッチ)
○後藤洋央紀(13分39秒 昇天・改→エビ固め)田中将斗●

(中邑真輔復帰戦)
○中邑真輔(4分41秒 ボマイェ→片エビ固め)ダニエル・ピューダー●

・・・etc

”雑草”から這い上がり、現在”ピープルズチャンピオン”として名実共に現在の新日本の”トップ”に君臨した”現IWGPヘビー級王者”真壁刀義。今回の”初防衛戦”の相手は、当初”挑戦者”に決まっていた力皇猛が”頚椎ヘルニア”のために欠場する事になったため、代わって”挑戦表明”をした潮崎豪。まさに現在のNOAHにとって最も”旬”な逸材です。真壁にとっても不足なし、といった所でしょう。
試合序盤からペースを掴んでいたのは潮崎の方でした。さすがに”他団体からの挑戦者”という事で、団体の威信をかけて正々堂々と初っ端から飛ばしていましたね。しかも、”NOAH出身”の若い選手は新日本の若い選手と違って”粗さ”や”隙”をあまり見せないから余計”危険さ”を感じるんですよね。ここら辺は、三沢、秋山、高山、丸藤辺りからの”教え”を忠実に守っている故なのでしょうね。
しかし、これまでの”苦難”を何度も乗り越えてきた真壁には、そのような”ふてぶてしい大技攻撃”もそう簡単には通じません。むしろ、それらを”エネルギー”として吸収し、”反撃”を仕掛けるからこの真壁の方が恐ろしいです。これも、これまで味わった”屈辱”によって植えつけられた”ハングリー精神”の賜物と言っていいでしょう。これこそ”新日本の原点”ですからね。
潮崎から”大技”を喰らうごとに”強さ”を増し、その”大技”で反撃を繰り返した挙句、”十八番・キングコング・ニードロップ”で潮崎をマットに沈めた真壁。試合後、「オイ、オメェラよー、気分は最高か? 最高ならそれでいいんだよ!」と観客に向かってアピールし、更に挑戦者・潮崎に対しても「アッパレだ!」と評してリングを去った姿はまさに名実共に”現新日本王者”の風格を身に着けましたね。更に、控え室に戻ると、そこに中邑真輔が待ち構えていて、「次の挑戦者は俺な。前チャンピオンの”リマッチ権”を使わせてもらうよ。」といって次期防衛戦の”挑戦”を表明。その中邑の態度にたいして「これでいいんだよ! 新日本はこうでなくっちゃ!」と堂々と挑戦表明をした中邑も評した真壁は、本当に大きくなったと思いましたね。

もはや”難攻不落の絶対王者”と化した”IWGPJrヘビー級王者”丸藤正道。もはや、彼の”政権”はほぼ永久的に続くと思われました。しかし、やはり”外人選手”は違う! 日本人と違って”外人選手”は”進化の度合い”がまるで違うんです! それはK-1のバダ・ハリを見てもうかがえますし、昨今また”野球賭博”で問題を起こしている”大相撲”でも外人勢に食われてしまっている事からも証明されています。”才能のある外人選手”の”進化”は留まる事を知りません。現在の新日本の所属外人選手の中にも”進化する外人”が存在します。その名は・・・プリンス・デビッド。彼もまた、戦うごとに強さを増し、日々”進化”し続ける選手の一人です。そして、彼はいつしか今年行われた「BEST OF THE SUPER Jr ⅩⅦ」を見事制止、そして”難攻不落の絶対王者”丸藤正道から見事新日Jrの至宝”IWGPJrヘビー級ベルト”の奪回に成功しました!(祝)
考えてみれば、デビッドは昨年の「G1 タッグ・リーグ戦」でもヘビー級選手を次々と打破してついに”決勝戦”にまで上り詰めているし、「ここぞ!」という所で結果を出していますからね。”テクニック”、”スピード”、”ジャンプ力”もさる事ながら、 丸藤のような”インサイドワーク”や”えげつない大技”も持っている。そして、”雪崩式不知火”を超える”雪崩式ブラディ・サンデー”で丸藤を仕留め、見事”至宝奪回”に成功しました。試合後、すぐさまNOAHの青木篤志が挑戦を表明。ここで、新日本の選手は誰も行かないのか・・・(悲)

”敗者髪切りデスマッチ”・・・、もはや”過去の風物詩”とも言える試合スタイルです。勿論、今でもメキシコ辺りでは行われていますが、それは”メキシコマット”では”マスクマン”が多く、本来ならば”マスク剥ぎデスマッチ”と絡めて対戦相手が”マスクマン”でない場合、代わりに”髪切り”という形で行われるケースが多いと思います。しかし、今の日本のマスクマンの多くは事前に正体を明かしているため、そういったケースの試合はされなくなってしまったのでしょう。あとは、”エンタメ色”の強い”インディーズ団体”で時折行われる程度でしょう。
しかし、このような”構想”を思いついたのは、普段から”長髪”をチラつかせている棚橋弘至を日頃から気に入らなかった矢野通です。こうして、いつしかこの両者の間には”髪”の因縁が勃発し、試合をする度に矢野が鋏を出しては棚橋の髪を切り、一度”敗者髪切り戦”と謳われた試合で負けたにもかかわらず、飯塚のアシストを得てあべこべ棚橋の髪を切って逃走。更に、自体はエスカレートしていき、”鋏”から”バリカン”に変えて、そして、棚橋の”髪切り”が阻止されると、今度は”若手”の髪を刈る始末。さすがに堪忍袋の緒が切れた棚橋は、正式に”敗者髪切りマッチ”を行う事を決定!
てな訳で、4ヶ月に渡る因縁の末”ルーザー・ボールド・ルール(敗者が坊主になる)”の試合が行われる事になりました。ですから、この試合は序盤から両者の感情が剥き出しの壮絶な試合になった模様。されど、両者のも”テクニック”、”インサイドワーク”も備わっている選手であるが故、単なる”ラフ・マッチ”に留まらない”名勝負”へと発展して行ったようです。そして、最後は、棚橋が”切り札”として用意した”十字架固め”によって”3カウント”を奪い、2月から続いた”髪切り抗争”に終止符が打たれました。しかし、自体はそうたやすくは進まず、例のようにまた飯塚のアシストを得て、あべこべ負けた矢野が棚橋の髪を刈ろうとします。が、そこに救出に現れたのが何とKUSHIDA。しかし、KUSHIDAがあっけなく退散させられると、今度はその”師匠”であり、かつて棚橋と抗争を繰り広げていたTAJIRIが登場。飯塚、そして矢野目掛けて”グリーンミスト”を放ち、矢野を羽交い絞めにすると、その矢野の髪を棚橋がバリカンで刈り込みました。意外な”助っ人”の登場に会場にいた観客もあっけに取られた事でしょう。
そして、次期シリーズで行われる”6人タッグトーナメント”に棚橋はTAJIRIとKUSHIDAと組んで出場する事を発表しました。

プリンス・デビッドと違って”間違った方向”に進化してしまった高橋裕次郎&内藤哲也の”NO REMIT”は、前回の”IWGPタッグ3WAYマッチ”で、直接負けた訳ではないのに関わらず”王者陥落”となり、それに不満を訴えた結果今回は”イリミネーションルール”を採用して再度同メンバーによる”IWGPタッグ選手権”が実現しました。
しかし、今回の”主役”は、常に”脇役”のポジションに甘んじ、”負け役”として扱われる事も多かった”ザ・マシンガン”カール・アンダーソン。今回ばかりは自分で付けた”落とし前”は自分で返す、と言わんばかりの活躍を見せたようです。それが功を奏して、最後はアンダーソンが”王者組”の井上を”ガンスタン”から”片エビ固め”で見事にフォール勝ち!
何だかんだ言っても、真っ直ぐ頑張って来た人間は 最後に報われる。アンダーソンもプリンス・デビッドも然り! ”横道”に反れてズルい事ばかりしている高橋&内藤にいつまでも”神”は味方しないんだよ! 矢野に”罰”が下ったように!

でもって、もはや”現在の名勝負数え歌”としてすっかり定着した後藤洋央紀と田中将斗の”6度目”の一騎打ちが行われました。一見”ミスマッチ”のように見えてもどこか”似たもの同士”にも見えるこの両者。まるで真壁と中邑の関係にも似ていますね。ただ、この二人の場合は、完全な”雑草VSエリート”という白黒はっきりした抗争ではなく、”エリートになりきれない男VSいくら頑張ってもも中々日の目が当たらない雑草”という、いろんな意味で”2番手扱い”されている男同士の”欲求不満”がもたらした”名勝負”と言えるのではないでしょうか。だからこそ、この2人が戦うと、この両者にしか出せない”凄み”とか”面白さ”とかそういったものが見ている側に伝わってくるのだと思います。
そして、試合の方はというと、予想通り序盤から激しくデットヒートし、そのペースで終盤まで流れて行き、最後に後藤が田中に”昇天・改”を見舞って見事”フォール”を奪うも両者ともしばらく立ち上がれなかったそうです。それだけ、試合が激しかった事を物語っているのでしょう。しかし、ここにもまた”新日本プロレスの原点”が存在するのはいうまでもないでしょう。

5月3日の真壁との”IWGP戦”の際に”左肩肩鎖関節”を負傷し、15日の宮古島大会を最後に欠場していた中邑真輔の復帰戦が行われました。”対戦相手”はアメリカの”総合格闘家”で、アントニオ猪木主催のIGFの大会にも参戦した事があるダニエル・ピューダー。”復帰戦”で”総合系”の選手を指名するのも中邑らしいですね。最も、それが良くも悪しくも中邑にとっての”原点”ですからね。まぁ、試合の方はあっけなく決まってしまったようですが、”メイン”の”IWGPヘビー級選手権”が終わった直後に真壁の控え室に行き、”タイトル挑戦”を表明しましたからね。今、時流に乗っている真壁に対する唯一の”武器”が”格闘技系”の”サブミッション”ですからね。”魂”の真壁が勝つか?、”スタイル”の中邑が勝つか?! この両者の次の試合に、新日本の”未来”が託されている事は間違いないでしょうから・・・。
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  1. 2010/06/27(日) 10:57:44|
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