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メロディあっての音楽②

”ロック”というものに”メロディ””音楽性”はたまた”演奏技術”というものが果たして必要なのか?という質疑には多くの”論議”を生む事は確かでしょう。”ロック=音楽”という概念がある一方で、”ロック=メッセージあるいは生き様”といった概念もある訳ですよ。そして、そのいずれも決して”間違い”ではないんです。それらの要素の”度合い”によって様々なスタイルの”ロック”が誕生した訳ですから。

しかし、あえて言うなら、ロックはあくまでも”音楽”である、という事を大前提にしてもらいたいのは僕の正直な意見です。確かに、オリジナルのロックは、今のへヴィメタルに比べると実に”簡素”なものだったのは事実です。どちらかといえば”パンク”の方が近かったのかもしれない。されど、それらは元々ブルース、カントリーなどをベースにしたれっきとした”音楽”だった訳で、多くの”パンクバンド”のように”音楽性”を”否定”するものではなかったはずなんです。あくまでも、それらが”母体”となってそこにジャズ、クラシック、民族音楽など様々な要素を吸収しながら音楽的に”発展”していったものだとだと思うのです。

しかし、その”集大成”という形で60年代後期~70年代前半に”ハードロック””プログレッシブロック”というものが出現してからは、それらがロックの”完全体”という形になって”技術至上主義”の時代を迎えることになりました。それによってそれ以外の多くの”アマチュアバンド”たちは余儀なく”隅っこ”へ追いやられる訳ですけど、このような時代も結局”限界”が訪れる訳です。次第にこの手の”トップクラス”のバンド(LED ZEPPELLIN、DEEP PURPLE、BLACK SABATH、あるいはPINK FROYD、KING CRIMSON、YES等)を超えるバンドが現れず、”マンネリ化”が起こり、またアメリカでは”コマーシャル”なバンドが数多く登場するようになり、いつしか”失速”してしまいました。そこへ突如怒涛のごとく現れたのがSEX PISTOLS、THE CLASHといった”パンクロック”です。元々アメリカの”アンダーグラウンドシーン”のロックだったのが、NEWYORK DOLLSというバンドのマネージャーだったマルコム・マクラレン氏が静まり返ったイギリスに渡り、アマチュアで活躍していたミュージシャンをかき集めてSEX PISTOLSを結成させ”衝撃的”なデビューをさせました。それによって、隅に追いやられていた多くのアマチュアバンド達が、ピストルズに呼応しやがて”パンクムーブメント”が形付けられるようになりました。

これを機に、「ロックは誰でも出来るもの」「下手くそでも自由にやっていいもの」という概念が生まれるようになったのは確かでしょう。やがて、日本でも80年代後期にこういった”流れ”をくんだ”バンドブーム”が起こりました。ただ、ここで僕が”疑問”に感じたのは「誰も彼もが自由に出来るものだったら何でもいいのか!?」という事です。つまり、下手だろうと下品だろうと「これがロックである」という事であれば、誰でも”プロ”になれてしまうという事です。しかし、それはまたとんだ”間違い”だと思います。”プロ”として活動するにはそれなりの”資質””資格”があってしかるべきなんです。”演奏技術””音楽性”も当然問われるべきでしょう。でも、当時の日本の”音楽メディア”は”若者”に受ければ何でもいいから売り出せ、みたいな”方針”をとっていた事は確かです。

僕は、そういった当時の日本の”音楽メディア”の方針に嫌気がさしていた頃、弟の影響でメタルを聴くようになり、そこでHELLOWEEN、GAMMA RAYといった”ジャーマンメタル”と出会う事によって、すっかり”虜”になってしまいました。「俺が求めているのがこれなんだ!」と痛感させるような「これでもか!」というような”泣きのメロディ”とひたすら突き進む”疾走感”、それに加えてツーバスドラム”が更にそこに”重量感”を加える訳です。「ブルーハーツなんかよりこっちの方が遥にましだ!」そう心から思ったのは言うまでもありません。
それから、”北欧メタル””ブリティッシュメタル”ブリティッシュハードロック””プログレ”と浸透していった訳ですよ。まぁ、今でもこれらの音楽は聞きますけど、実はこういった音楽には”クラシック””民族音楽”などの要素もふんだんに含まれています。そういった”背景”もあって、その後は”ワールドミュージック”や”ヒーリングミュージック”にもはまるようになりました。

現在、”へヴィメタルシーン”は”プロレス”同様”隅っこ”に追いやられてしまい、”熱心なファン”に支えながら細々と続いている状況です。そして、アメリカ、そして日本においては”パンクシーン”が隆盛になっております。CDショップへ行っても”ジャパニーズパンク”のコーナーがちゃんとあるし、一昔前なら”ハードロック/へヴィメタル”のコーナーがあったのに今ではございません(苦笑) 
今の若者には”ドラマティック”で”奥深い”ものより、”ストレート”に心に突きつけるものの方が受けるのでしょう。まぁ、それに対して僕らが”否定”する余地はないのでしょうけど、何かもうちょっと物事に対する”真の価値観”とは何ぞや?というものを感じられるようになって欲しいのは確かですね。何というか、もう少し”美的感覚”を身に付けて欲しいです。
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  1. 2005/04/30(土) 23:40:58|
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