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へヴィメタルの歌詞について

最近、”エアギターブーム”によって何とか”人気”を取り戻そうとしている”HM/HR”ですが、それはあくまでも”ビジュアルシーン”同様の”パフォーマンス性”が受けているだけであって、やはり”本質的部分”においては”HM/HR”は世間的には受け入れられないと思います。

その”要因”としては、”重低音”、”金属音”といった”サウンド面”が主だと思いますが、もう一つ”歌詞”がどうも受け入れられないようです。ですから、いくら”楽曲”が良くても”歌詞”を読んで引いてしまう人も少なくないそうです。それが、ここ日本においては”へヴィメタル”より”パンク”の方が受け入れられる理由の一つなのでしょう。

”へヴィメタル(ハードロックと呼ばれるものは一応省く)”の歌詞は基本的には”比喩的表現”が用いられ、それが”悪魔主義”的だったり、”ホラー”的であったり、”聖書”的であったり、あるいは”小説”的であったりして”現実世界”から一見かけ離れたものであるかのような印象を受けます。でも、これらの”表現”はあくまでも”比喩”、”象徴”、”暗号”的なものであって、”解釈”次第によってはちゃんと”現実世界”が反映されているものなのです! それを「歌詞がわかりにくい!」を理由に”パンク”的なものに走ってしまうのは少々浅はかなようにも思えるんですよ。

確かに、日本という国は”音楽(曲)の文化”というものはないに等しく、代わりに”詩の文化”が大変栄えた国です。古くは、奈良時代の「万葉集」、続いて平安時代の「古今和歌集」、鎌倉時代の「新古今和歌集」、時代が飛んで江戸時代の「俳句」や「川柳」、明治~大正の「短歌」など、日本には数多くの”詩の作品”が残されています。でも、よくよく考えてみれば、この中で”パンク系”の詞に近いのは実は”川柳”ぐらいで、後はどちらかといえば”メタル”の詞の方が近いんじゃないか?と僕は思うんですよ(含笑) そもそも、”詩”という物は”比喩的表現”を結構用いているもので、その”真意”を容易に解読できない所に”詩”というものの”芸術性”があるのではないでしょうか。そういった意味では、メタルの”歌詞”も実はそれと同じなのだと思います。要するに”へヴィメタル”という音楽は”音楽面”のみならず”詩”の部分においても”芸術性”を追求したものだと思うんですよ。

もっとも、”ロック”というものに”芸術性”は果たして必要か?という疑問は当然として起こるでしょう。この部分が実は”ロック”を語る上での最大の”課題”なのではないでしょうか。でも、”ロック”というジャンルが確立した以上、それを更に”追及”し”発展”させる意欲に駆り立てられる人達が後の時代に現れるのはごく”自然”の事であり、その”究極”の形として完成したのが”HM/HR”あるいは”プログレッシブロック”なんだと思います。それに対してあくまでも”ロックの精神性”を誇張したのが”パンク”、という事なのでしょう。だから、”歌詞”がわかりやすい方が確かに”感情移入”はしやすいし、伝えたい事が伝わりやすいのは確かにわかります。でも、僕は前にも書いたように”ロック=メッセージ”では必ずしもない、という事なんです。”自分の生き様”をそのまま歌ったものでもいいし、”叙情詩”的なものも”アリ”だと思います。あとは”聴き手”がどう解釈するかだけの問題だと思いますから。

でも、それでも”メタル”の歌詞に”不満”を抱いてしまう人が少なくない要因としては、どうも日本のメタルバンドの多くが歌詞の”手抜き”をしているからではないか、とも思えるんですよ。確かに”メタル”の曲に”日本語”の歌詞を乗せるのは難しいと思います。ですから、初期の日本のメタルバンドの多くは日本語を”語呂合わせ”程度に使って後は英語とごちゃ混ぜにしてしまうバンドが多かったと思うんですよ。でもって、そういったバンドもそれをやる事に”限界”を感じて殆どが”英語オンリー”の歌詞で歌うようになってしまいましたからね(苦笑) しかし、それに対して聖飢魔Ⅱは”色物”的な要素はあったとはいえ、ほぼ”日本語”の歌詞で埋めていましたよね。そういった意味で、彼らが実は日本の”メタルバンド”の中では最も”メタル然”としたバンドに感じたのではないでしょうか。

しかし、これらの理由から”メタル=アニメソング”みたいな発想をしてしまう輩がいる事を考えると正直悲しいです。更に”メタル”に対して”低年齢層向けの音楽”とした書き込みをするような輩がいました。まぁ、そういった連中は当然”まとも”な連中ではないでしょうから放っておけば良いのでしょうけど、本気でこんな事を思っている人がいるのであれば、そういった”発想”自体が”幼稚”ではないでしょうか。むしろ、”歌詞”が若者に対してわかりやすければわかりやすいほど”低年齢向け”だと思っていますから、そういう意味では”へヴィメタル”という音楽は”音楽性”も高いし”詩の内容”も奥深いですから、決して”低年齢層向け”だとは思いません。でも、やはり今の日本人の多くが”わかりやすい歌詞”を求めてしまう傾向にあるのは確かですよね。じゃあ、結局”音楽”って何だ?っていう事になりはしないだろうか・・・。
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  1. 2006/09/24(日) 15:52:02|
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  4. コメント:10
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コメント

不滅の炎!

青春パンク、ビートパンクのあのわかりやすい歌詞(自分的には「媚を売っている」という風に感じる)を見ると本当むなくそ悪くなるという感じですね・・・。

日本語のメタルって、行き過ぎるとどうかと思いますけど、アンセムとか聴いてるとやっぱ「映える」んだと思います。
  1. 2006/09/24(日) 19:03:15 |
  2. URL |
  3. 暴動するマーク #CCqvuYeo
  4. [ 編集]

トラックバックしてたんですね、僕もしてみようかな・・・。したことがないので。
  1. 2006/09/24(日) 19:09:04 |
  2. URL |
  3. 暴動するマーク #CCqvuYeo
  4. [ 編集]

是非。

トラックバックお願いします。

日本のメタルの”歌詞”は、あくまでも”曲”を引き立てるためのもの、という感じはしますね。だから、アンセム辺りは”語呂合わせ”的にも感じるし、ラウドネスやアースシェイカーは”メタル”であるにもかかわらず、結構”恋愛ソング”が多いですし。

まぁ、昔は”言い言葉”と”書き言葉”はちゃんと区別されていて、そもそも”歌”の歌詞は当初は”書き言葉”だったんですよね。それが次第に”言い言葉”になっていって、それによって歌詞が”聴き手”に伝わり易くなったと同時に、何か”ひねり”がなさ過ぎてつまらなくも感じるんです。僕は”音楽”も”詩”もやはり”芸術”としてみるべきだと思うんですよ。
  1. 2006/09/25(月) 21:26:55 |
  2. URL |
  3. スーパーpsy野神 #-
  4. [ 編集]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2006/09/26(火) 21:59:49 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]

どうぞ!

我がブログのリンクを貼ってください! それと、こういった書き込みの場合は通常の書き込みでOKです!
  1. 2006/09/27(水) 21:27:24 |
  2. URL |
  3. スーパーpsy野神 #-
  4. [ 編集]

はじめまして

こんにちは。古幸徳と申します。最近貴殿のブログに注目しておりました。私は飛鳥先生の大ファンで、飛鳥先生の4番目の弟子でもあります。このほど飛鳥先生ネタ、ダ・ヴィンチコード、原始キリスト教、神道、政治、外交、科学などを論じる掲示板を開設しました。ぜひ遊びにきていただきたく書き込みさせていただきました。私のブログのトップから入れます。http://da-vinci.seesaa.net/
わたしは15年間キリスト教を研究し、その成果を「謎のヨハネ教団とフリーメーソンの最高の奥義」という本にまとめ電子出版しました。400円ですので興味がありましたらそちらの方もよろしくお願いします。
  1. 2006/09/28(木) 22:08:40 |
  2. URL |
  3. 古幸徳 #8Ek0zwLk
  4. [ 編集]

古幸徳さんはじめまして。

ちょっと、”テーマ”違いますが、ここの所”超常現象関係”の記事を書いておりませんのでとりあえず”OK”とします(笑)

僕はまだ「ダ・ビンチコード」の方は全然手につけていないんですが、いつかは読もうとは思っているんですけど、中々”時間”と”お金”の都合がつきません(という以前に忘れてしまってる方が多いが(汗)) 

いつか上記のサイトには遊びに行きます。それと、著書の方もちょっと読んでみたいですね(笑)
  1. 2006/09/28(木) 23:32:12 |
  2. URL |
  3. スーパーpsy野神 #-
  4. [ 編集]

テーマと違うこと書き込んでごめんなさい(汗)

掲示板では大変お世話になっています。始めたばかりなので、まだ書き込みが少ないのですが、スーパーpsy野神さんのお陰で訪問者も増えてきたようです。

>確かに、日本という国は”音楽(曲)の文化”というものはないに等しく、代わりに”詩の文化”が大変栄えた国です。

そういえば、そうですね。日本人はよくバラードを好むのもそこからきているのでしょうか?

それに、日本の曲ってなぜかアジア受けするし、台湾では熱狂的で、韓国でも以前は日本の曲を聴くことが禁止されていたのにアングラで出回っていました。

やっぱり、アジア人の感性ってどこかつながっているんですかね。
ところでついに飛鳥先生の○飛本今日、発売ですね。みんなで掲示板で盛り上がりましょう。
  1. 2006/10/05(木) 17:07:34 |
  2. URL |
  3. 古幸徳 #8Ek0zwLk
  4. [ 編集]

いえいえ・・・(汗)

”超常現象”や”歴史”ネタの記事を久しく書いていないので”OK”です!

日本人は確かに”バラード”は好きですね。でも、”バラード”というものはやはり”歌詞+楽曲+魂”の”総決算”的なものだと思うので、そういったものを好むのはある意味”当たり前”だと思うのです。

それが、近頃では”歌詞”だけ良ければそれでいい、みたいな風潮があるからおかしいんですよね。だって、いくら”歌詞”が良くても”楽曲”が良くなきゃ「この曲いい曲だ!」なんて普通は思わないですからね。どうも”パンク神話”に冒されて”高い音楽性”を否定する事が一つの”ステータス”になってしまっているのでしょうね。

”アジアの音楽”はやはり”歌詞”と”楽曲”の”調和”にあるのだと思います。その両方が生きつつ、見事に”融合”しあっているのが”アジア音楽”の特徴なんでしょうね。それに対して”西洋音楽”は元々”インスト”の曲が多い事から”楽曲ありき”になってしまっている感じはします。

で、○飛本が今日発売なのは知らなかったです(汗)
  1. 2006/10/05(木) 22:33:14 |
  2. URL |
  3. スーパーpsy野神 #-
  4. [ 編集]

私説公開

「平成の黙示録」という表題の私説を公開しています。
http://makoto-ishigaki.spaces.live.com にアクセスしてください。
  1. 2008/09/18(木) 15:34:05 |
  2. URL |
  3. 石垣眞人 #mQop/nM.
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