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SEX PISTOLSの真実

今日、GyaO-TVの”音楽部門”の方で、”パンクロックの事実上の先駆者”SEX PISTOLSの”ドキュメンタリー番組”を見ました。

SEX PISTOLSと言えば、いうまでもなく”ロンドンパンクの代表格”であり、事実上の”パンクムーブメント”の火付け役である事はある程度の”ロック好き”であれば誰でもわかる事でしょう。そして、この”パンクムーブメント”こそが”ロックの革命的ムーブメント”であり、その後の”ロックバンド”の多くは少なくとも”パンク”の影響を受けている、と言われています。だからこそ、彼らが”ロック界の革命児”であり、”ロックの救世主”である、という”大きな誤解”も招いてしまったのも事実なんですよね。

そもそも、このバンドは、元々ニューヨークの”グラム系バンド(後にパンクの元祖とされるバンド)”のNEW YORK DOLLSのマネージャーだったマルコム・マクラレンというちょっと”胡散臭い”人が、イギリスに渡って”一旗”上げるために、ほとんど”素人”に近いメンバーを集め(Voのジョニー・ロットン(現ジョン・ライドン)は本当に”素人”だったが)、結成されたバンドであり、そもそも”パンクムーブメント”自体がマルコム氏が作った”ムーブメント”と言っても過言ではないんです。ですから、実際、ジョニーは”ロック”にそれほど興味はなかった訳だし、ピストルズというバンド自体、当初は”ロック”というものを壊すためのものだったようです。それがいつしか”ロックの革命児”として担ぎ上げられ、実際”パンク”という音楽こそ”ロックの原点回帰的音楽”である、”ロックの真髄を打ち出したもの”とまで言われるようになりましたけど、”パンクロック”というものをそういったものに仕立て上げたのは、実際はピストルズじゃなくてクラッシュやラモーンズ辺りなんですよね。

てな訳で、このバンドは事実上”音楽的”には”素人”に近く、唯一当事”ベーシスト”だったグレン・マトロック(後に解雇)だけがまともに音楽を理解していたようでしたからね。まぁ、このバンドを”音楽的”に引っ張っていたのはグレンであった事は確かなのでしょう。しかし、そのグレンも他のメンバーとの衝突により(というかマルコム氏が仕掛けたようだが)”脱退”する事になり、代わって”ほぼ素人”だった親衛隊、シド・ビシャスが”後任ベーシスト”として加入。しかし、”演奏”の方はからっきし”駄目”で、”ライブ”の方では”サポート”が付き(実はこの時前任者のグレンにも声が掛かったとか(苦笑))、”レコーディング”では”ギタリスト”のスティーブ・ジョーンズが”兼任”していたようですからね(汗) そして、彼らは”マスコミ”に大々的に祀り上げられ、更に大々的に”批判”の対象となり、やがて散っていったわけですよ(哀) その”真相”をメンバーが現在語った所によると、彼らの書いた多くの曲の”歌詞”は、確かにそれぞれ”社会的メッセージ”が込められたものではあったようですが、それが”国家批判”とかとにかくイギリス国民全てを”敵”に回すほど大げさなものではなかったようです。それらを”大げさ”に書き立てたのはあくまでも”マスコミ”だった、というのが真相のようですね。

いずれにしても、一方では”ロックの英雄”として祀り上げられ、一方では”国家の逆賊”として虐げられ、結局は”話題先行型”の作り上げられた”あだ花”として見事に散ってしまったSEX PISTOLS。その”真の道”を受け継いで”ロック”としての”パンク”を形作っていったのは、ピストルズとともに”英国二大パンクバンド”と称されたTHE CLASHと、”ニューヨークパンクの雄”LAMONES辺りのバンド達。ピストルズはどうやら後に彼らを売り出すための”広告塔”でしかなかったのかもしれない。とにかく、”センセーショナル”にデビューを果たし、”無残”な最後を遂げたピストルズは、言うまでもなく”伝説のバンド”である事だけは間違いないのでしょうね。

sex-pistols.jpg

SEX PISTOLS(左からシド・ビシャス(b)、スティーブ・ジョーンズ(g)、ポール・クック(ds)、ジョニー・ロットン(Vo))

20060319154602.jpg

ピストルズ唯一のフルアルバム「NEVER MIND THE BOLLOCKS(勝手にしやがれ!)」

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  1. 2006/03/19(日) 15:30:36|
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  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2
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コメント

上に引き続きこんにちは

2回目の書き込みさせていただきます。僕も昔ピストルズは良く聴いていたし今だに好きです。僕が思うにピストルズは音楽面だけで語るのはどうかと思います。まず、ファッション(デザイン面)性、音楽性、社会性など多方面にわたり一歩先を行っていたと言いたいです。例えば今、ピストルズの映像と音楽を聴いても新しく感じるし、ガーゼシャツに、パンクヘア、など今にも通じる部分が沢山あります。そういう部分を考えると、未だかつてそんな影響力があったバンドがいなかったということで、未だに好きな人がいるのでしょう。それとパンクという音楽が定着してジャンル化された時から、形式ができてしまい本来のパンクとは少し違うように変化してしまったと思います(THECLASHやLAMONESなど)。もしピストルズがまだ活動をつづけていたとすれば、パンクとはまったく違う音楽をしているでしょう。(でもその性格上それは不可能)さらにピストルズがロックの原点ともてはやされていますが、当時の音楽事情を考えるともっともだと僕は思います。本来ロックとは労働者階級の若い連中のもので、大きいステージで高いチケット代金を払いライブに行くと小さくて見えないということが多々あったのでしょう。それを考えるとピストルズはクラブやストリップ劇場とかでライブをするので等身大のロッカーだったのでしょう。
  1. 2006/08/04(金) 12:42:03 |
  2. URL |
  3. LOW IQ #-
  4. [ 編集]

その通りでしょうね(笑)

ピストルズが当時誰もやっていなかった事を”音楽面”、”ファッション面”、”社会面”でもやってのけた訳ですから、彼らは確かに”ロック界の革命児”なのでしょうね。その後の”ロックシーン”にも多大な影響を与えていった訳ですし、彼らを”ロックの原点”と見る見方は間違いでは無いのでしょう。でも、それを必要以上に持ち上げるのもまた”疑問”はあるんですけどね。

もっとも、”ロックンロール”が生まれた当初はクラブやバーなどで演奏されていたのでしょうから、そういった意味では”パンク”も同じ手法をとったという意味では”原点回帰”にはなるのでしょう。されど、彼らは実は”ロックの破壊者”でもあった、という事も重要だと思います。それまでの”ロックの概念”を全て否定し、ビートルズやストーンズ、更にはHM/HRを”オールドウェイブ”と言って侮辱したのも事実としてある訳ですからね。それがピストルズらしさでもあるのでしょうけど。

で、僕は結果的には”パンク”も嫌いではなくなった訳ですけど、気に入らないのが日本の”音楽業界”が必要以上にパンクを持ち上げている事です。それが”まがい物”だろうと、”パンク的”な物を大々的に売り出そうとする姿勢が少々気に入らないんです。その反面”メタル系”は”色物”や”ビジュアル系”の枠に押し込めているのも気に入らない。世界的な”メタルシーン”の”原点”には”N.W.O.B.H.Mシーン”があり、こちらはパンクに逆襲した当時の若い”ハードロック系バンド”のブームだった訳ですけど、確かに”パンクシーン”よりは地味だったかもしれないけど、日本のメディアもこのシーンももう少し本腰を据えて扱ってもいいんじゃないか?という気はしますがね。
  1. 2006/08/04(金) 23:03:10 |
  2. URL |
  3. スーパーpsy野神 #-
  4. [ 編集]

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