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G1に見るプロレスの魔性

「G1 CLIMAX 2005」・・・。”優勝”したのは、”公式リーグ戦”において”全勝”し、”決勝戦”まで”全勝”で駒を進めてきた藤田和之を破った蝶野正洋でした。思えば、今から14年前、「第1回G1 CLIMAX」の”準決勝”において”優勝候補”であった橋本真也を破り、”決勝戦”ではもう一人の”優勝候補”であった武藤を破り見事”初優勝”を遂げ、その翌年の「第2回G1 CLIMAX」でも優勝して”2連覇”を果たした事で(ちなみに橋本は一回戦でリック・ルードに破れ敗退)、以来「G1には”魔物”が住んでいる。」と言われるようになり、その蝶野も今回を含め”計5回”の”G1覇者”となりました。

”G1”の”歴史”を振り返ってみると、”91年覇者=蝶野”、”92年覇者=蝶野”、”93年覇者=藤波”、”94年覇者=蝶野”、”95年覇者=武藤”、”96年覇者=長州”、”97年覇者=健介”、”98年覇者=橋本”、”99年覇者=中西”、”00年覇者=健介”、”01年覇者=永田”、”02年覇者=蝶野”、”03年覇者=天山”、”04年覇者=天山”、”05年覇者=蝶野”、といったように、あの橋本と武藤が”G1”を制したのがたったの”1度”だけで、”IWGP”とは違って所謂”絶対的エース”が”G1”を制する”確立”が低い、ということが伺えるでしょう。大抵の場合、”G1決勝”まで残ったのが”曲者”が多かったのがこの”G1”という大会なのです。”真夏”という過酷な時期に行う為に、よほど”スタミナ配分”に長けたレスラーでなければ厳しかったのでしょう。

その中で、”5度”も”G1”を制した蝶野正洋というレスラーは、一見”強さ”を感じさせるレスラーでもなければ、”華やかさ”をかもし出すレスラーでもありません。しかし、彼には”インサイドワーク”という点においてはずば抜けたものを持つレスラーで、間の取り方、相手に攻撃された際の逃げ方、スタミナ配分、死んだふり、相手の隙の捕らえ方、ブラインドを突いた反則攻撃、そして”形勢逆転”後の猛ダッシュ・・・、どれをとっても”超一流”のレスラーなのです。まぁ、”闘魂三銃士”で言えば、武藤にもそれはある程度は当てはまるかもしれません。しかし、彼の場合は常に観客に対する技の”アピール”をする”使命”を負わされていました。だからこそ、蝶野ほど見えない部分でネチネチと攻め立てる事が許されなかった部分があったのです。しかし、蝶野にはそれが出来たのです。そういった部分によって、彼は”G1”を”5度”も制する事が出来、あの藤田さえも破る事が出来たのだ、と言えるでしょう。

しかし、”世間”の蝶野に対する”見方”は結構”冷ややか”で、「あの川田を倒した藤田に蝶野が勝つ訳ないだろ! 橋本が死んだ事もあるし、どうせ”ヤラセ”なんだろ!」こんな意見がかなり飛び交っているようです(悲) 確かに、今後の新日の”展開”を考えると、今回の蝶野の”優勝”には今ひとつしっくり来ない部分はあるでしょう。されど、これまでの”G1”の歴史を振り返れば、”絶対的強さ”を誇る選手が”決勝戦”まで生き残ったケースの方がむしろ少ない訳だし、しかも”橋本の死”に対して何らかの”答え”を出さなければならなかったのも確かでしょう。それが、今回の”優勝”につながったんだ”という事を改めて考え直してもらいたいです。”今後の展開”は、また別の選手(川田辺り)に仕切り直してもらえばいい話。ただし、あくまでも”選手主導”によってです!

このように何だかんだ”非難”が飛び交った今年の”G1”ですが、それでも観客の多くが、改めて”プロレスの素晴らしさ”、”プロレスの奥深さ”を思い知らされた事は事実です! 蝶野が試合後に語った「プロレスに感謝します。プロレスよ、ありがとう!」この言葉が多くの”観客”の心にしみ渡ったのは間違いないでしょう。藤田が今回負けた理由は、”ヤラセ”とかそういうことではなく、単に彼の”プロレス”がまだまだ”未熟”だ、と言う事に他ならないのです。いくら今年になって本格的に”プロレス”に取り組んだからといって、彼の”ファイトスタイルが大幅に変わった訳ではなく、基本的には”総合格闘技”の戦い方から抜け切れていなかった、と言う事なのです。そこを蝶野に見抜かれ、翻弄された挙句、”撃沈”された、というだけの話だと思います。

これだけ、”プロレス”というものがいかに”奥深い”ものなのか、決して”強さ”や”技術”のみでは語れないのが”プロレス”なのです。一番大事なのは長年の”キャリア”によって培った”インサイドワーク”。これこそが”プロレス”において最も”重要”な要素なんだな、と改めて思い知らされました。
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  1. 2005/08/21(日) 16:16:32|
  2. プロレス|
  3. トラックバック:1|
  4. コメント:5
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コメント

こんにちは!

スーパーpsy野神さん、こんにちは。
先日は有り難うございました。
リンクも貼らせて頂きました(^^)
こちらにも貼って頂けて嬉しいです(笑)
今日の記事すごいですね!
NOYUKIは有名なプロレスラーの名前ぐらいしかわかりません(^_^;)
最近若くして亡くなられた橋本さんは
知っていましたが。
では、また記事読みに遊びに来させてください!
  1. 2005/08/21(日) 17:11:07 |
  2. URL |
  3. NOYUKI #q7XswXQk
  4. [ 編集]

ありがとうございます

今まで、ここのブログの”プロレス”の記事は殆ど”玄人”の人の書き込みしかございませんでしたが、こうして”プロレス初心者”の方の書き込みがあって大変嬉しいです(涙)

今後ともよろしくお願いいたします!
  1. 2005/08/21(日) 19:48:25 |
  2. URL |
  3. スーパーpsy野神 #-
  4. [ 編集]

こんばんは

またやってきました。
蝶野選手はアマレスとか柔道とか“下地”がない分、実戦で培った技術がスゴイんでしょうね。“現場至上主義”と言いますか。それがインサイドワークに繋がっているのだと思います。
G1はなぜだかIWGPチャンピオンの優勝が難しい大会ですよね。でも、G1を五度も優勝してしる蝶野選手がIWGPを一回しか巻いたことがないって言うのも不思議です。そこが面白い所なんですけど。
G1は面白いんですけど、最近の新日はその後が続かないのですよねぇ。ストーリーが線にならずに、点で終わっているというか。何だかんだでジャイアンツが強くないと盛り上がらない日本の野球と一緒で、新日が面白くないとプロレス業界を盛り上げるのは困難だと思います。
  1. 2005/08/22(月) 00:55:33 |
  2. URL |
  3. ジュテーム #-
  4. [ 編集]

変化球も投げられないとダメですよね。

 野球に例えれば、直球で150㎞を投げるピッチャーがそればかり投げ込んでも絶対に勝てないように、プロレスに於いても緩急のつけ方が大事ですよね。

 蝶野は野球選手に例えるならば、元・阪神→オリックスの星野伸之投手(仙一ではない!)。参考→http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=31131842&introd_id=Xmo46Wk2o3659896i812iGXm6GG53m6X&pg_from=u

 90㎞台のスローカーブがあるから、130㎞のストレートが凄く早く見える。更に決め球に120㎞前後のフォークボール。

 剛速球なんて投げられなくても、強打者を封じ込める事ができる。

 コレですよコレ。できるだけ省エネで勝つ!「敵を知り、己を知れば 百戦危うからず。」蝶野が他の選手と違うのは、自分の強い部分も弱い部分もちゃんと知っている事です。

 頭を指差して「アイム チョーノ オラ エー!!」でガッツポーズ。

 そして、観客が起した大津波。この一体感が蝶野を後押しして感動のフィナーレを生みましたよ。これは昨年、一昨年の天山の時よりも大きな津波でした。
 いろんな意味で今年のG1は、味わい深い夏になったと思います。

 ありがとう!プロレス。

 
  1. 2005/08/22(月) 11:16:47 |
  2. URL |
  3. フクフク丸 #-
  4. [ 編集]

変化球ですか

確かに、”プロレス”というものは、その”変化球”があるからこそ面白い訳であって、それがプロレスの”醍醐味”でもあるんですよね。

一見強そうに見えないレスラーが、巧みな”インサイドワーク”によって”大逆転”勝利する! かのリック・フレアーもこうした”変化球”をいくつも持っていたからこそ”世界最高峰”と謳われた”NWA世界ヘビー級王座”に”8度”君臨し、通算防衛記録も詳しくは分からないがおそらく2,000度前後入っているのですから(驚)

”総合格闘技”や”K-1”のようにある程度の”ルール規制”がされているものは、”直球勝負”が可能ですが、”プロレス”には”ロープワーク”あり、”ロープブレイク”あり、”場外戦”あり、5秒以内の”反則”あり・・・、と極めて緩やかな”ルール”の下で行われる為、”直球オンリー”という訳には行かなくなるんです。その中で”可能”な攻撃は何でもできる訳だから、時には”変化球”も出さなければ”勝ち”には到らないものなのです。

事実、”剛速球”を得意とする投手は、松阪をはじめ意外と”ノーコン”の人が多いようです。結局、”速さ”によって打者を翻弄する訳ですからね。されど、それが読まれれば”ボウル”になる訳ですから。的確に”ストライク”を狙うには”変化球”こそ大事なのです。それと、”打者”の場合も同じで、地道に”点”を稼ぐには、”ホームランバッター”より”職人打者”による的確な”ヒット”の方が有利だ、という事。
それらを”プロレス”に置き換えた場合、いくら果敢な”打撃”で相手を攻めたとしてもいつ”不意打ち”を食らうか分からず、また場外へ逃げられる可能性もあるし、最後の”フィニッシュ”という所で不覚の”丸め込み”にあう可能性もあるんです。

”プロレス”も”野球”も、そこに”絶対的強さor凄さ”のみならず、そこに”嫌らしさ”と”的確さ”があってこそ成り立つもの。それがこれらの”奥深さ”なのであって、こういった部分があるからこそ”プロレス”も”野球”も面白いのだと思います!
  1. 2005/08/23(火) 00:17:40 |
  2. URL |
  3. スーパーpsy野神 #-
  4. [ 編集]

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第1回G1クライマックス

新日本プロレス、真夏の風物詩といえばG1クライマックス その中でも1991年第1回G1クライマックスの成功がドル箱シリーズへなったと思う。 当時の出場メンバーは、長州、藤波、武藤、橋本、蝶野、ベイダー、ノートン、ビガロの実力派で、決勝戦の予想は長州vsベイ
  1. 2005/11/17(木) 23:07:25 |
  2. 防御的生活 self defense

スーパーpsy野神

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