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2.17、新日両国大会観戦紀(後)

(第5試合 NJPW vs TNA The Highflyingstar vs The Phenomenal 2nd)
○棚橋弘至(18分54秒 ハイフライフロー→片エビ固め)AJスタイルズ●

かつて、棚橋が”TNA遠征”した際に”敗北”した相手が、このAJスタイルズ。”TNA版Jrヘビー”とも言える”Xディヴィジョン”の”エース格”です。つまり、事実上”Jrヘビー”ですから体格的にも棚橋より一回り小さい感じでしたし、いくらかつて負けた相手とはいえ、今の棚橋の相手ではなさそうな印象はありました。事実、”パワー”では棚橋の方が上回っていたし、AJがエプロン上にえぐい”投げ技”を決めるも思ったほど効いていなさそうでした。ただ、”NWA”の遺伝子を受け継いでいる選手だけに、やはり”インサイドワーク”というか”読心術”的なものに長けていたのは確かですね。これによって、棚橋は得意の”切り替えし技”を反対に切り返される、という事が何度かあり、初めは「棚橋の圧勝だろう・・・。」と思っていたのがジワジワと”雲行き”が怪しくなりました。”NWA系”の選手の独特の”試合パターン”です。でも、やはり、”IWGPヘビー級王者”を経て”肉体的”にも”精神的”にも大きく成長した棚橋の”敵”ではありませんでした。

(第6試合 IWGPタッグ選手権)
○真壁刀義、矢野通(挑戦者組)(16分30秒 トップロープからのキングコングニードロップ→片エビ固め)ジャイアント・バーナード、トラヴィス・トムコ●

とりあえず、この時点では”IGF絡み”の話は知らなかったので、純粋に試合を見た印象を書きます。トラヴィス・トムコという選手は、どうしてもバーナードの”引き立て役”、”アシスト役”という印象が強いですが、意外に中々出来る選手だな、と感じました。真壁を持ち前の”パワー”で一蹴すると、バーナードにタッチ。真壁も矢野にタッチするや、バーナードの”規格外”のパワーに本来”パワー”もあるはずの矢野でさえ一瞬にして蹴散らされてしまいます。そこで、矢野はバーナードに”反則”の”濡れ衣”を着させてそれをレフェリーにアピール。更に、そこへ本間や邪外ら”GBHセコンド”が加勢してくるため、さしものバーナードも思うように試合が運べません。中盤、”GBHセコンド”が本格的に”参戦”し、場外でトムコを捕まえてやりたい放題。それを阻止したバーナードが反対に捕らえられ、リングに戻ったトムコが終盤真壁の”凶器攻撃”の餌食になり、結局”敗北”を喫してしまいました。ちょっと”出来すぎ?”の感じはしたものの、真壁と矢野がとうとうここまで上り詰めた事には正直”嬉しさ”を感じました。ただ、後で聞いた話によると、どうもトムコの”IGF移籍”の話が事前にあったらしく(アングルの”新日参戦”に怒った猪木が仕返しに”トムコ引き抜き”を計ったとか。相変わらず懲りない御仁ですな(呆))、そのため、このような”筋書き”が出来上がっていたのではないか?という”憶測”が飛び交っている模様。確かに、今回の真壁&矢野の”ベルト獲得”は少々”強引”な展開に思えたのは事実です。もう、この手の”ゴタゴタ”はいい加減にしてもらいたいですね。

(第7試合 IWGPヘビー級王座統一戦)
○中邑真輔(2ndベルト保持者)(13分55秒 腕ひしぎ逆十字固め)カート・アングル(3rdベルト保持者)●

先だっての1.04、東京ドーム興行「WRESTLE KINGDOM 2008」において棚橋を破って晴れて”IWGPヘビー級王者”に返り咲いた中邑。そして、同日永田さえも勝てなかった相手カート・アングルが”ベルト統一戦”を中邑に要求。しかして、中邑とアングルによる”ベルト統一戦”がここに実現しました。もはや、アングルを倒せる(可能性のある)のは中邑しかいませんでしたし、もはや、新日本の全選手、そして会場の観客全体が中邑に大きな”期待”を寄せていました。しかし、試合が始まると、やはり”試合巧者”であるアングルは中邑と組み合わずに”エプロン”に引き返す、といった”心理戦”で中邑を挑発。しかし、中邑も変に”感情的”にはならず、冷静に試合を作っていきます。でも、”グラウンド”ではやはりアングルの方が上手。それを何とか”キック”や”投げ技”等で切り返すのはいいけれど、相手がアングルであるという”意識”を忘れてコーナーポストに登って”ムーンサルト”を仕掛けようとした所をすかさず妨害される、という”失態”を2度も演じてしまい、更に”2度目”はそのままアングルの”十八番”である”アングルスラム”を決められてしまいます。どうも、”インサイドワーク”では、中邑はアングルに到底敵いません。しかし、”救いの道”はありました。それは、”総合格闘技経験”で培った”関節技技術”です。アングルのもう一つの”得意技”である”アンクルロック”が”タップ寸前”に至った所に、切り返しの”膝十時”を掛けたり、それがかわされるや否や、すかさず”腕ひしぎ”というように、中邑本来の”得意パターン”が展開されました。そして、最後に渾身の”腕ひしぎ逆十字”によって以外にあっけなく”勝利”してしまいました。これはどちらかというと、”総合格闘技”的な勝ちパターンですが、相手がカート・アングル、という所を踏まえれば、これも立派な”プロレス”です。アングル相手には、こういった”決め手”で勝たなければおそらく”不可能”だったと思います。とにかく、新日マットにもう一つの”至宝”を取替えしたので一安心です! この時こそ、彼の”合言葉”である「一番すげぇのは、”プロレス”なんだよ!」という言葉が本当の意味で冴え渡るんだと思います。

この大会を振り返ると、やはり永田VS後藤戦が流れてしまったのは凄く”残念”でしたが、中邑があのカート・アングルを破って本当の意味での”IWGPヘビー級王者”になった事で、新日本に”ストロングスタイル”が戻った”瞬間”を目の当たりにする事が出来ましたし、久しぶりの”プロレス観戦”で久しぶりに”感動”しました。 [2.17、新日両国大会観戦紀(後)]の続きを読む
  1. 2008/02/21(木) 22:02:00|
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スーパーpsy野神

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