”日本人”という民族は、一応表向きには”農耕民族”という事になっています。厳密に言えば”狩猟民族”である”縄文人”が”先住民”として存在し、やがて”弥生人”と呼ばれる”渡来人”が”農耕文化”を日本にもたらし、それによって日本人は”農耕民族”として現在に至っています。
”農耕社会”の特徴は、まず”集団”によって行うため、”個人の成果”よりも”集団”としての”成果”が求められるものであり、その為には、その”長”たるものは自らがその集団統率できる者、というよりはあくまでも”調和”が取れる者が選ばれるケースが多く、また、決まった土地からそれにかなう”収穫”を得るには、ある程度”しきたり”を設けてがんじがらめにする必要もあったのでしょう。そのうち、”世襲制”という概念も生まれ、たとえ”長”が”無能”であったとしても、それを周りの人間がかばう事で”組織”としての基盤が築かれ、こういった形で”農耕社会”が築かれてきたのではないでしょうか。そこからやがて”階級”が生まれ、”領主→庄屋(名主)→自作農→水のみ百姓”といった”形態”が確立し、これが日本における”支配体系”の原点となって、これらが”天皇制”、”貴族(公家)社会”、”武家社会”、さらには現在の日本の”資本主義社会”にもつながっているのです!
ただ、そこで”疑問”なのが、本来の”資本主義”なるものが果たして”農耕民族”に対応出来るものなのか? という事です。”資本主義”とは、18世紀後半のイギリスにおける”産業革命”により確立したものであり、それがやがて欧米社会の”基盤”になって行きました。でもって、欧米の民族、特にイギリス人やアメリカ人は”ゲルマン系アングロサクソン民族”であり、元来”狩猟民族”であったという点。”狩猟民族”とは、当然ながら”個人”による収穫が基盤となっており、まぁ、最終的には一族に分配されるのでしょうけど、”実力”のあるものがその一族の”重要なポジション”に就くのは当然であって、その流れを汲む”欧米人”は、基本的には”個人主義”、”実力主義”であり、元来”資本主義社会”というものはそういった”性質”があるものだったのではないでしょうか? だから、”外資系企業”では、”実力”、”実績”によってそういった”役職”に就くような”システム”がとられていますが、現在、日本でも同じような”システム”がとられつつあります。しかし、本当にそれで大丈夫なのでしょうか?
日本も”戦後”は”資本主義国”として大きく飛躍を遂げる事になりましたが、日本の”資本主義”は本来は”欧米資本主義”と比較すると”特殊”な性質があって、その”代表例”として”終身雇用”と”年功序列”がありました。それによって、これまでの”日本のサラリーマン”は安心して仕事に従事する事ができたのでしょう。しかし、”バブル”が崩壊し、更にアメリカとの”貿易摩擦”によって、次第に”欧米型資本主義”をとらざるを得なくなり、”就職”するにも”学歴”の他に”資格””スキル”まで要求されるようになってしまいました(悲) それによって、それらをクリアした”若き勝ち組”は”出世街道”に乗るようになり、”ベテランサラリーマン”の多くは”リストラ”の憂き目に遭い、”若き脱落者”は”ニート”と呼ばれる職を持たない者として苦渋を強いられている状況です。そして、一番”得”をしているのが現時点で”トップ”の地位にいる連中。”財界”、”政界”問わず、こうした連中は”実力”などに関係なく、その”立場”権力”を利用していつまでも自分の”地位”を守り続けて未だに”私腹”を肥やしています。これは、”農耕社会”によって築き上げられた”悪しき副作用”以外の何物でもないと思います!
ただ、日本人は”農耕民族”である以前に、元来は”狩猟民族”でもあったのです。だからこそ、”農耕社会”の延長上にあった”貴族社会”が衰退するとそれに変わって”武家社会”が誕生しました。”武士”とは、本来”戦”によって”功”を立て、それに見合った”褒美”ひいては”役職”を手に入れていた人々でした。彼らにはまぎれもなく”狩猟民族”の特徴が見られます。”武芸”を鍛える一環としての”鷹狩り”なども”狩猟民族”の名残と言えるでしょう。しかし、その”武家社会”が”幕府”という形で正式に確立してしまうと、徐々に”公家(貴族)化”を招き、やがて”狩猟民族”的特徴が消えうせ、”上”のものばかりが得する融通の利かない”農耕民族”的な体質に成り下がり、そのまま衰退。そして、新たな”武家政権”が誕生する! これが”武家社会”の特徴だったのだと思います。
”戦後資本主義”も同じ。戦後の何もない所から”経済復興”に貢献してきた人の多くは”学歴”とかそういったものは関係のない人達でした。あくまでも”やる気”、”実力”でもって”日本経済”を確立させてきた人達だったはずです。しかし、”経済”が安定してくると、やれ”役職”だの”学歴”だの”偏差値”だのに縛り付けられるようになり、”実力”より”肩書き”が重視され、”バブル”がはじければ、”肩書き”のないものは”リストラ”の対象になり、”肩書き”があれば”実力”がなくても”就職”でき、”役職”の高い人間はたとえ”おべっか”だけで成り上がったような”無能”な人間でもその”地位”は安堵される、という非常に”不公平”な仕組みになっていき、それが”日本経済”を更に悪化させているのは間違いないでしょう。
そう考えると、一応”農耕民族”である日本人が”資本主義社会”をまともに運営できるのか?という事に”疑問”を感じるようになりました。もっとも、アメリカに占領されたのだから、それは仕方のない事なのでしょう。でも、同じ”農耕民族”を基盤とした中国が、今日かなりの”経済的飛躍”を遂げている事を考えれば、日本は本来”資本主義”ではなく”社会主義(共産主義ではない)”の方が向いていたのでしょう。”共産主義”のような”国主導”ではなく、民間によって構成された”組合”による運営の元に名義上”国”の名を使えばいい話ですから。今の日本は、表向きには”資本主義”でも”国家の体質”そのものは”共産主義”と大して変わらないような気がしますからね。もっとも国民に直接的に何らかの”危害”を加える事はありませんけど、”政策面”では”国民の意見”は完全に無視してますからね。それによって、”法律”なんかもちっとも変わらない! これで、まともに”資本主義”が運営できるはずがない!
いずれにしても、”日本人”とは一応は”農耕民族”という”融通の利かない面”を持っている民族なんですから、そんな民族が”自由主義”、”実力主義”の”資本主義社会”をまともに築く事なんておそらく出来ないのでしょう。変に”実力主義”でなくてもいいから、もっと”公平”かつ”安定”した社会を目指していくべきなのではないでしょうか。
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- 2006/03/12(日) 16:15:31|
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昨日、登録制のバイトの帰りに自分の家の最寄り駅近くに焼肉屋「牛角」が潰れた後にできた「三元豚」という主に豚を扱う焼肉店に行きました。もはや、時代は”牛肉”ではなく確実に”豚肉”の時代になっているのは間違いないでしょう。
”BSE(狂牛病)”により”アメリカ産牛肉”の輸入が禁止された事によって、”牛肉”を扱う飲食店がもろに影響を受け、多くの店が”縮小”されていきました。そればかりか、おそらく”家庭”においても牛肉はあまり食べられなくなってきたのではないでしょうか?(ちなみに、僕もここ数年牛肉はほとんど口にしていませんが・・・)。それから、下手すると”鶏肉”も”鳥インフルエンザ”の影響で輸入が制限されている事もあって、安い居酒屋(立ち飲み屋など)では”焼き鳥”より”焼き豚”を扱うようになっている店も増えてきたかと思います。
話は戻りますが、昨日行った「三元豚」という店は、豚トロなどの”豚肉”の焼肉をメインに、ハム、ソーセージ、ベーコンといった”加工品”の焼き物、高級豚肉”金華豚”の焼肉、それから一応”牛肉(高いけど(汗)”や”鶏肉”も扱っている店です。”ジャーキー”なんかもあります。その中で、僕は昨日”豚トロ(塩タレ)”と”厚切りベーコンのステーキ”を食べました。やはり、これらにはビールが最高ですね! とりあえず、昨日はほんの”小手調べ”的によっただけですので、今後、またいろいろなものに挑戦したいと思います。
で、これまで日本では”肉”といえば”牛肉”というイメージを刷り込まれてきた感がありました。何かと”牛肉”をありがたがる風潮があった事は確かだと思います。確かに”牛肉”はおいしいし、僕も大好きです。しかし、”BSE(狂牛病)”が発見され、更に”栄養価”的にも”豚肉”の方が”牛肉”より高い事が判明する内に、すっかり”牛肉”は”肉の盟主”の座から転落してしまった感がありますね。それだけじゃなく、”調理の幅”も牛肉には”限度”がある事! ”牛肉料理”というと、大抵は”焼肉”、”ステーキ”、”すき焼き”、”しゃぶしゃぶ”といった”焼き物””煮物?”ぐらいしか思いつかず、せいぜいミンチにした”ハンバーグ”ぐらいではないでしょうか。あとは、”缶詰”などによくある”大和煮”や、”加工品”でいえば”ビーフジャーキー”や”コンビーフ”ぐらいでしょう。”ビーフシチュー”もそうかな?
しかし、豚肉には”調理の幅”があります。”焼肉”や”しょうが焼き”、”ソテー”といった”焼き物”もあり、一度煮てから焼く”チャーシュー”もあるし、”角煮”などの”煮物”もあるし、”とんかつ”という”揚げ物”の代表格もあるし、ハム、ソーセージ、ベーコンといった”加工品”もあるし、更にラーメンの”ダシ”にもなります。ほとんど”原型”をとどめた料理しか難しい牛肉と違い”バリエーション”に富んでいる所が豚肉の”魅力”なんでしょうね。
”健康面(安全性も含めて)”でも”値段面”でも、それから”バリエーション”においても、今の時代は”牛肉”より”豚肉”と考えるようになった人は増えているのではないでしょうか。”とんこつラーメン”や”沖縄料理”も全国的な”人気”を得るようになってきた以上、もはや”肉の王様=豚肉”の時代になる日も”時間の問題”ではないでしょうか? でも、だからといって”牛肉”を疎かにしたいのではなく、”牛肉”にもいつか”復活”してもらいたいものですが・・・。
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- 2006/03/12(日) 13:42:36|
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