僕は、以前ある住宅メーカーに勤務しておりましたが、その時も”構造計算書”の多少の”誤魔化し”はありました。まぁ、物を売る商売としてはこういった”危ない橋”も渡らなければならないのもなんです(悲) しかし、そういった事を暗黙の内に繰り返している内に、とうとう、取り返しのつかない所まで発展してしまいました(恐)
今月17日、国土交通省の発表により、千葉県市川市の建築設計事務所が、首都圏のマンション20棟とホテル1棟の耐震強度を測る”構造計算書”を偽造していた事が明らかになりました(汗) しかも、国指定の民間確認検査機関も偽造書類を見抜けず、このうちホテルを含む14棟が完成済みで、少なくとも川崎市と船橋市のマンション2棟が耐震基準に到達していなかった事が判明したとの事(怖) 鉄筋などの数が少なく、必要強度の3〜7割で、震度5強程度の地震でも倒壊する恐れがあるそうです(呆)
偽造していたのは、千葉県市川市富浜の「姉歯建築設計事務所」を運営する姉歯秀次1級建築士(48)。このような”偽造”をした理由として、「コスト削減のプレッシャーがあった」と話している模様。”コスト削減”は分かるけど、これで何か起こった場合の”責任”はどうとるの、って! 現時点では、彼が”構造計算”に携わった物件は200件を越えているそうで、しかも、今ただでさえ”地震”が頻繁に起こるようになり、”関東大震災”の再来がいつ起こってもおかしくない、とまで言われているのにこのザマじゃぁ(呆) もし、近日”震度5”を越える地震が関東近辺で起こってしまったら、かなり多くの”死者”を出すのは必定! まぁ、僕が以前勤めていた会社でも、やはり”売上第一”の考えが強いあまり、”後先”の事を軽視してとにかく”売った者勝ち”みたいな方針をとっていましたが、それによって”信用”を失う事こそ最も”売上”に影響もたらす要因である事に何故”会社トップ”の連中は気がつかないんでしょうかね(呆)
でもって、こういった”問題”が起こってしまえば、後は”責任”のなすりあい。何処の企業もそうでしょう。今回の件にしても、確認検査機関の「イーホームズ」の検査ミスのせいにしたり、はたまた”建築主”の株式会社ヒューザーのせいにしたり、姉歯氏本人は今度は施工に携わった木村建設の”圧力”によってやむなく計算書を”偽造”した上リベートを支払ったと言っているし、当の木村建設もそれによって”経営破たん”したとしてあくまでも”被害者面”して”責任逃れ”をしようとしているし・・・(困) まぁ、”大本”は”建築主”であるヒューザーですからね。でも、彼らはもはや”逃げ道”は無いですから、”偽造”があった全物件を106%との価格で買い取ると宣言したようです。この”姿勢”は潔いですが、この先一体どうなるのだろう? この会社の”信用”も当然落ちる訳だし、”経営的”にもかなり厳しくなるのは必定! 社員だって多く抱えてる訳ですから、今の”不景気”の時代に”再就職”も難しいし、新たな”問題”に発展するのは間違いないでしょうね。
そういう状況の中、とうとう”死者”まで出てしまいました(哀) 耐震強度偽装問題で強度不足が判明した神奈川県藤沢市と横浜市のマンション計2棟の設計を元請けした「森田設計事務所」の森田信秀社長(55)が26日午前11時半ごろ、同県鎌倉市稲村ガ崎の海岸の岩場で死亡しているのが見つかったとの事。ここまでここまで問題が大げさになれば”死者”が出るのも当然です。でも、それでもたった”2棟”の設計しか携わっていない人が”命”を落とす羽目になるなんて(哀) こういった”問題”が起こった場合に大概”犠牲”になるのは決まって”弱者”なんですよね(悲) 本当に”悪い奴”は、結局”判決”がずるずる引き延ばされて忘れたころに結局釈放されたりしちゃうんだから、本当にこの世の中”間違いだらけ”だよ!
いずれにしても、こういった”構造計算偽造”が行われた建築物はまだまだあるようで、今度は”マンション”ばかりでなく、地方の”ビジネスホテル”等も多くあげられているようです。僕は、”一人旅”をする時は結構ビジネスホテルは利用するので、この先正直不安です。ここへ来て、なんとか”景気”が上昇しつつあると言われているのに、こんな”問題”が起こったら、再び”景気”は急下降するでしょうね。もはや、この国は”新○本○ロレス”みたいに一度落ちる所まで落ちなきゃ駄目なのかもしれませんね(悲)
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- 2005/11/27(日) 14:06:39|
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